本好きの下剋上 貴族院の自称図書委員Ⅱ感想
こんばんは!
先ほどおやすみなさいといいつつ、2記事目を書くスタイルで頑張ります。
というか本好きの新刊を読んだら感想があふれてきて、ブログ再開したって話もあるんですけど・・・w
で、さっそく感想
本編
まぁ、本編はいつも通り大かた小説家になろうと同じって感じですよね。少し印象違ったのはローゼマインがエーレンフェストに戻った後、孤児院に行くシーンでしょうか。ほんとに若干ですが、孤児院に対してどういうことをしていたのか加筆があったのは嬉しかったです。
プロローグ
ソランジュ目線はこれまで短編などもなかったので、嬉しいですね。
しかし、司書になるだけあって昔のソランジュ先生、側使えに心配されるぐらいに図書館にひきこもってたのか・・・。ローゼマインほどでないにしても重症だわ。
あとはまぁ、予想できてたけど、ソランジュ先生はローゼマイン聖女主義者っぽいところがあるね。ヴィルマより少し軽度かなという印象w
あ、もう1つ。もしかしてソランジュ先生、間が悪いんじゃ・・・?w
エピローグ
ローゼマインから契約の解除を告げられたプランタン勢の話。なろうで読んだ際にはルッツのマインへの信頼が感じられたものだけれど、裏でそんなに揺れてたことにビックリでした。それをさらに支えるベンノさんがさすがという感じですw
SS「直接の求愛」
アナスタージウス王子のSS。ローゼマインに話すぎたせいですごい怖がらせられてるエグランティーヌ見て気づいたけど、アナスタージウスの考え方次第ではローゼマインかなりやばい告発してたんだな・・・。気づかづやるあたり、まじローゼマイン。
あとはエグランティーヌに何でも話してしまうアナスタージウスに笑ってしまいました。ローゼマインのアドバイスとか実行するのかと思いきや、やる前に全て吐いてるし!w
さすがアナスタージウスw
SS「主が不在の間に」
レオノーレ視点のSS。今回のSSでは一番面白かったですね。
特に驚かされたのはダンケルフェルガーとのディッターの再戦でしょうか。
まさかダンケルフェルガーの暴走だと信じてたあの裏にレオノーレの策略だったなんて・・・衝撃でしたw
しかも訓練とかも全員倒れるまでやらせたりとかそんな過激さがあったなんて。ボニファティウスの訓練の話しかでてこなかったので、こっちもビックリ。
あとこの話でよかったのが、レオノーレがローゼマインをどう思っているのか見えたことかなと思います。レオノーレがローゼマインに忠誠心がないと思ったことはありませんが、他の側近と違い、ローゼマインに使えたい理由が不明確な感じだったので、レオノーレがローゼマインを自分にふさわしい主認定してるあたりよかったなと思います。
それとネットなどで挙がっているヴィルフリート問題でしょうか。まぁ、ヴィルフリートの教育がひどいって話もあるのですが、そんな分かってることより個人的にはヴィルフリートの側近の方が気になりました。そもそも個人的にはヴィルフリートが自分からローゼマインの側近に全て任せようって考える未来が思いつかないんですよね。むしろ側近の方が「ローゼマイン様が対応すべきお茶会なのだからローゼマイン様の側近に準備させればよいのでは?」って流れだと思うんですよね。
つまり社交がローゼマイン同様ダメなヴィルフリートより側近が問題だと思う・・・。そもそもヴィルフリートの社交力がないのだって教育ができてないってことだし・・・。
ということでしっかりしろ、ヴィルフリート側近!
特典SS「私の心を救うもの」
ローデリヒ視点のSSですね。予想通り暗い・・・。ローデリヒつらい・・・。
で、他に気になったのは旧ヴェローニカ派から見た貴族院でしょうか?
昔はライゼガング系と対等に話せていてもっと雰囲気がよかったと言っているヴェローニカ派の意見が面白いなと思いました。これまでのライゼガング系の印象だと対等なんかでは全くなく、雰囲気も全然よくなさそうに思ったので、旧ヴェローニカ派からすると対等に感じてたのが思いました。
上のレオノーレの話にもこれ、通じる気がして、当時対等なつもりで全て任せていたりしたのが、今でも残っていてヴィルフリートの側近なんかは全部任せていても何も感じてないんじゃないかなって思いました。
派閥間の感覚の差の大きさを感じさせられます。
あと気になったのはヤンリックでしょうか。こんなにまともそうで、頭もよさげで、それなりに優しそうなのに、将来的には処刑かと思うと非常になんとも言えない気持ちになります。
兄貴と言えばラウレンツの兄がアーレンスバッハからの嫁を迎えたフロイデンだったのにもビックリ。意外なところにそんな関係がという感じです。しかし、そのフロイデンも処刑されたのかと思うと、旧ヴェローニカ派の家族の話は聞けば聞くほどこの後失われることが分かってて悲しくなるわ。
もう1つだけ思ったのはルーベルト様の存在でしょうか。これまであまり表立ってなかったですが、ヴェローニカを慕う派とゲオルギーネを慕う派の温度間が感じられる
話で、それもよかったです。これまでヴェローニカを慕っている感じのキャラって元神殿長ぐらいしかいなかったように思うので、そういうキャラがいたよってでてくるのもよかったかなと思います。
ディートリンデはいてくれたらと思っている人がいなそうなので、ヴェローニカはまだディートリンデに比べればましだったんだなと感じますw
絵
男性陣も女性陣もこんな感じだったのかって感じです。個人的に男性陣の髪型とか前提的に意外だったかもw
あ、エグランティーヌは元王族だけあって可愛かったですw
あとソランジュとローゼマインのお茶会はおばちゃんと孫って感じで思った以上にほんわかしてる感じで印象的でしたw
以上感想でした。
もう次のSSやハンネローネの続きが待ち遠しい。
最後にお祝いを。
完結1週年おめでとうございます!
ドラマCD第二弾おめでとうございます!
3部コミカライズおめでとうございます!
こんなめでたいこと続きで
神に祈りを!神に感謝を!
って感じですね。
あ、3部のコミカライズもコミックの巻末にはSSお願いします。読めるものが1つでも増えるのでw(マインになった気分の台詞w)
ではおやすみなさい