このライトノベルがすごい2018を読んで
こんばんは、というかおはようございます、ブラウンです。
もうおなじみになりつつある、昨日のブログを朝更新するスタイルで今日もいきます!
なんかこのやり方に名前つけたいですねw
寝落ち更新とか課題を当日の朝終わらせる派更新とか語呂の悪い名前なら思いつくんですがw
うーん、略そうにもいいのが思いつかないなぁ。
次回までに考えときます(課題を当日の朝にやる派の自分にそれができるか怪しいですがw)
それで、本日は昨日書きましたように本好きの下剋上が「このライトノベルがすごい2018」で1位になり、インタビューなども載っているということでせっかくなので買ってきました。
その感想など書いていきます。
そもそも「このライトノベルがすごい」って初めて買ったのですが、なかなか面白いですね。
まず個人的に面白いなと思ったのが審査方法別の順位です。
「このライトノベルがすごい2018」では協力者アンケートという専門家的な人たちからのアンケートと宝島社ホームページにおける一般の人によるアンケートから5位まで作品を挙げてもらっています。そして、順位ごとにポイント化し、アンケートの種類で傾斜をかけ、総合ポイントで順位を決めているそうです。
で、この本ではその総合順位だけでなく、アンケートの種類別による順位もでているのですが、それがなかなかに意見が異なっていて興味深かったです。
特に文庫に関しては文庫部門で1位であった「りゅうおうのおしごと!」を除くと、両方でベスト10に入っている作品がないという乖離っぷり。視点などが大きく異なっているのかなと言うことを改めて感じさせられました。
また、総合ポイントには協力者アンケートの方が強く影響しているようで、上位10位の作品のポイントの合計を計算したところ、約68%が協力者アンケートのようでした。
アンケートの説明をみたところ、合計ポイントは協力者アンケート、ホームページで両方同じようだったので、読んでいる数が少なく、高い評価の作品以外にもポイントがいきやすいホームページのアンケートの方が上位への影響力が低いのかなと感じました。
その影響が大きくでているのが、新作の上位への入り方なのかなと感じました。実際、総合2位、3位、4位と新作ですが、ホームページの方では11位以下であり、知名度が低くなりがちな新作でも上位に入りやすい環境があるのかなと感じました。
個人的にはこれはいいことだと感じております。知名度の高さよりも面白さでしっかり評価されるという環境になっているということだと思うので、このやり方を続けてほしいと思います。
しかし、そのようにポイントを比較していくと総合2位の「86-エイティシックス-」という作品は非常におしかったなと感じます。協力者アンケートではわずかに負けているとはいえ、「りゅうおうのおしごと」ともほぼ互角なので、知名度の低さが大きく影響してしまったのではないかと感じています。読んだことありませんが、今回の結果をうけて知名度をあげて、来年度はがんばってほしいなって感じます。巻数もそれほどではないでしょうし、自分も一度よんでみようかなと思います。
逆にそんな協力者アンケートの方が影響力が高い中で、ホーメページで影響を伸ばしている作品もすごいなって感じました。
23位の「ノーゲーム・ノーライフ」や26位の「とある魔術の禁書目録」などは協力者アンケートが0ポイントでこの結果なので、一般人気の強さが感じられますw
このような感じでアンケートによる違いなど色々感じられるところがこの本の面白いところだなと感じました。
単行本・ノベルズに関しては文庫本ほどではないものの差があり、面白いなと感じました。特に横浜駅SFなどはホームページのポイントが非常に低いにも関わらず、協力者のポイントが非常に高いので、気になりました。今度読んでみようかと思います。
さてやっとアンケートの面白さについて少しまとまったのですが、正直、まだまだ書きたいことにあふれていることや、お腹がすいてきたので今回は感想前半ということでここまででおしまいにしたいかなと思います。
後半を楽しみにお待ちください!
ではまた!