蜘蛛ですがなにか? 感想
皆様明けましておめでとうございます。
もう2月ですけど・・・なんて冷たい目で見ないでください・・・
今年こそ更新頑張ります・・・
さて今年1つ目の記事はこちら!
内容はズバリ「蜘蛛ですがなにか?」感想です!
現在アニメも絶賛放送中の作品ですね。
自分も以前から人気ある作品だとは知っていたんですが、蜘蛛という印象の悪さに押されて読んだことなかったんです。
でも今回アニメ見て、思ってたよりずっとよかったので読んでみました。
はっきり言ってめっちゃよかったです
なろう版と書籍とを両方読んでしまうぐらいにはよかったです。
では具体的に紹介していきます。
あらすじ
ある高校のあるクラスで突然爆発が起こり、クラスにいたものは皆死亡した。
そして、彼らはゲームのような異世界に転生を果たしたが、その中には蜘蛛に転生したものもいた。
この蜘蛛が生まれた場所こそ世界最大のダンジョン。
隣には共食いを始める蜘蛛。
少し外に出れば自分よりも能力が高い魔物や人間。
そんな過酷な状況で蜘蛛の命と誇りをかけた戦いがはじまる・・・。
オススメな点
まずオススメな点として、作品の構成の良さがあげられると思ってます。
この作品の前半では主人公視点と別の場所にいるある転生者を中心にした他のキャラの視点が交互に行われていく形になっています。
主人公目線では蜘蛛に転生したということで、わざわざ自己紹介する相手もいないため、ほんとに主人公=蜘蛛ぐらいしか知識があたえられないまま物語は進んでいきます。
逆にある転生者は人間に生まれたこともあり、蜘蛛の方ではわからなかった世界の情報などが少しずつ小出しにされながら、不穏な方向に物語が進んでいく内容になっています。
そして、最初の方はホントに補完程度の印象だった別のキャラ視点の話が5巻ぐらいで主人公側の話と急速につながっていく感じが非常に楽しいです。
ほんとに5巻を読み終わったぐらいになると、前半の話が全く違って見えてくるはずです。
そして、6巻以降では5巻以前とは少し物語の印象が変わっていく感じです。
あまり詳しく書く気はありませんが、6巻以降はある敵との戦いを描きながら世界や他のキャラを中心に描いて世界を深めているような感じです。
ここでも、前半の内容などとのつながりが色々あって非常に楽しい内容になっています。
他に好きな点として蜘蛛としての戦闘の楽しさがあげられると思ってます。
蜘蛛の持つ強みとはなんでしょう?
多くの人が思い浮かべるのは蜘蛛の巣ではないかと思います。
それを含め、蜘蛛の実際の武器や、蜘蛛の特徴とファンタジーを合わせたからこそできる夢のような戦法など蜘蛛であることを生かした戦いが非常に楽しいです。
なろう版と小説版の違い
さて実際に読もうかなと思って迷う点の一つがなろう版と書籍、どちらで読もうかなということです。
まず話自体は同じかと問われれば、大まかな流れこそ同じもののだいぶ違う展開をたどっていきます。
じゃあどっちがいいのかと問われれば内容は一長一短だと思ってます。
このシーンは書籍版にはあるんだけどなろう版にはない、逆にこのシーンはなろう版にはあるんだけど書籍版にはない・・・っていうのが多すぎて甲乙つけがたいです。
だからこそ値段を考えるとまずなろう版を読んでみる形でいいかなと思ってます。
それで面白いと感じたなら是非書籍版も買ってください!
書籍版にしかない名シーンもあるんだよ!!
まとめ
読もう、とりあえずなろう版でいいから読みましょう!
あ、もし、書籍から読みたいなら下のリンクからどうぞ↓