眠眠草

漫画やゲームなどを中心に思いつくままに語っていくブログ

「月とライカと吸血鬼」感想

こんばんはー!

 

今日も挨拶思いつかないので、さっそく本題いくぞー!

 

今日は「月とライカと吸血鬼」の感想の方書いていこうと思っています。

こちらの作品は「このライトノベルがすごい!2018」4位だった作品です。

 

あらすじは以下のような感じ。

 

時代はソ連とアメリカの冷戦期・・・ではないですが、それとよく似たというかそれをモデルにした2国の話です。(オリジナルの国名もあるのですが、もうソ連とアメリカって呼んだ方が分かりやすい気がするので、ここではそれで通しますw)

 

で、そんな時代、アメリカより先に宇宙へいくことに成功したソ連はさらに有人飛行でもアメリカより先にいくことを目指します。しかし、犬などの飛行などは成功はしているものの異変も多いのが現実。しかも、そんな中で最初の1回で確実に成功することを求められた上層部はある策をうちだします。

それがヒトであってヒトによく似た生物、吸血鬼を実験台として宇宙に送り込むという方法でした。そして、その吸血鬼と言うのが作品のタイトルにもなっているライカです。

そして、そのライカの世話役兼見張りのようなポジションを任されたのが宇宙飛行士の候補生補欠のレフです。

最初はお互いに警戒していたライカとレフですが、共に生活していく中でお互いの理解を深め、宇宙へ行くことを目指す仲間へとなっていきます。

 

っていう感じのストーリーです。

ストーリー見ているとすごいベタな感じですが、そのベタな感じがいい!っていう印象の作品でしょうか。文化などが違う中で成長し、立場も違う2人が同じ宇宙という目標への努力を通し、仲を深めていく様子がホントべたですが、読んでいて気持ちいいですw

 

また、そんなほほえましさとは裏腹に吸血鬼を実験体としかみていないソ連上層部や宇宙飛行士仲間などの不安感をあおる存在やそもそも宇宙という圧倒的に難易度の高い目標を目指すために起こる問題など読んでいてドキドキさせられ、先が気になるような要素も多くちりばめられてあり、そこもいいなと感じました。

 

また、日本やファンタジーとはまた少し違う独特な雰囲気が作品独特な雰囲気を作っており、その雰囲気が読んでいてロマンチックな感じを高めていて素晴らしいなと感じました。

 

さらに2巻では1巻と違うレフとライカの関係性を作っており、それも作品の魅力をあげており、いいなと感じました。

 

そのような感じで基本的にはベタな内容ですが、独特な雰囲気などが物語としてより良いものに昇華しており、すごい楽しめました。

 

以上、「月とライカと吸血鬼」感想でした。

では今日も終わります、おやすみなさい