眠眠草

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本好きの下剋上 第四部 貴族院の自称図書委員1・ファンブック2感想

こんばんは!

今日もどうにか怠惰な気持ちに打ち勝ちこの場にくることができましたw。

 

さて書きたいことは休んでいる間に色々たまっているので、悩みましたが、まずは本好きの下剋上の新刊の感想を書いていきます!小説家になろうの方で最後まで読んでいることを前提に書いているので、まだ最後まで読んでいない人は読まないようにお願いします。

 

貴族院の自称図書委員1感想

概ねは小説家になろうで公開されているのと同じでしたが、ローゼマインが貴族院を1年回避しようとしているのが新しく描写されていて印象的でした。貴族院に行きたくないローゼマインがフェルディナンドのまいたエサに簡単にひっかかってる辺り、この二人らしくていいなと感じました。

プロローグやエピローグもほぼ小説家になろうにあった内容とほぼ同じ内容だったのが残念。ただ、ダームエルがブリギッテとくっついてたらどうなってたかがはっきり書かれていてそこが印象的。ダームエルほんとぎりぎりだったな・・・。

あとはエピローグでシャルロッテがマインに傾倒しすぎてるみたいな書き込みが増えているのも気になりました。思えばこの後でてくるメルヒオールもマインに傾倒しているし、そこらへんが問題になってハンネローレの貴族院5年生ではヴィルフリートがアウヴに復帰みたいなのがあるのかもとは思いました。他にハンネローレのヴィルフリートに活路が見当たらないもんな・・・。

 

あとは最大の目的の巻末の2つのSS!

1つ目はリーゼレータ目線で色々書かれているお話について。

これ、非常に満足でした。まず内容が完全に新規なものというのが嬉しいですし、他にも色々思ってた疑問の解決にもなっていてよかったです。アンゲリカがそもそもなぜ側近に選ばれたのか?とか一族全体が救われたって少し大げさすぎじゃない?とかそういう疑問に満足いく内容になっており、よかったです。

他にもシュミルの衣装をマインに無断で考える行為とかがリーゼレータ目線だとどんなやばい状況だったのかも分かり笑えました。

他にもマインの暴走がどんなところに影響を与えてしまっているのかなども補足されており、そこも満足でした。

あと以前から思ってましたが、怒ってる時のレオノーレは怖い・・・

 

もう1つのSSはマインの目覚めについての下町の家族の話でした。こちらは一部小説家になろうのSSが元になっているものではありましたが、カミルに対しどうするか悩んでいるシーンなどそれまでなかった部分もしっかり追加されており、こちらも満足でした。カミルにマインのことを秘密にしていることについて自分の中では当然そうなるよなという感じだったのですが、トゥーリの2部でのあの出来事がしっかりつながっていいたりするところに説得感などがあり、よかったです。

 

最後に1つ衝撃だったこと思い出しました。ディートリンデが可愛かった・・・。

まぁ、どう考えても性格的に好きにはなれないけれど、見た目だけなら一番かわいいんじゃないか?・・・

 

オンラインストア限定特典感想

ヒルシュール目線のSSでした。なんというか本編ではそこまで感じさせなかったヒルシュールのヴェローニカやジルヴェスターへの嫌いっぷりがものすごく感じさせられました。これを本編では感じさせなかったヒルシュールは貴族の鏡だと思います・・・。

しかし、ヒルシュールってノルベルトとは叔父と姪の関係だったんですねー。前からどこの上級貴族なんだろうとは思ってましたが。

そんな感じでヒルシュールのヴェローニカへの気持ちやノルベルトとの親族的な関係、また愛弟子との手紙があったりして、研究熱心以外のヒルシュールの人間関係的な部分がこれまで以上にでていたように感じ、そこがすごいよかったかなと思います。

 

ファンブック2感想

まず書下ろしのSSはブリュンヒルデ視点のマインの部屋の紹介です。部屋が思った以上に広かったです。まさかこんなに本を置くスペースが自室にあったなんてw

あとは個人的にはブリュンヒルデがレオノーレと仲良しだったって話が意外な感じでした。これまであまりそういう印象がなかったので。

まぁ、他にも細かなやりとりなどマインの側使えらしい話で楽しめました。

 

アフレコレポートも面白かったです。以前から読もうかと思っていたのですが、これに収録されると聞いて我慢した甲斐がありましたw

色々あるけど香月先生いったいどんな人だよと言う気持ちがますます強くなってきます。マインでかつフェルディナンドな人って・・・。ユスクトスじゃないけどその人を見たい、見てみたい!って感じですw

 

家系図

うーん、複雑極まりないw。ただメインキャラクターが主なので、だいたいは聞いたことある関係でした。

個人的にはこの上級貴族、こんなところでつながってるんだみたいなのを知りたかったので、そういう意味では残念かも。特にさっきもでてたヒルシュールとかノルベルトとかどんなポジションなのか気になっていたので、そこら辺まででていなかったのが残念。分かりやすいダームエルとかフィリーネの家系図載せるならそういうのが欲しかったかなと言う気がします。

 

そして香月先生のQ&Aも興味深かったです。

特に印象的だったのがフェルディナンドと子供をなせる人妻の話。マインの想像の通りフロレンツィアかと思っていたので、予想外のキャラクターが出てきてビックリしました。言われてみればその通りなのかもしれないけど、そりゃフェルディナンド、エーレンフェスト内では結婚できませんわw

あとはリーベレヒトなどがフロレンツィアにヴィルフリートの状況を詳しく教えていなかった話なども興味深かったです。さすがハルトムートの父親、えげつないと思わずにはいられません・・・。

 

 

てな感じで貴族院の自称図書委員1もファンブック2も大満足でした。

ああ、早く次の巻が読みたい!!

 

ということで今日は終わります、おやすみなさいー