終わりのセラフ15巻感想 ネタバレ注意!
こんばんはー、ダメ人間ブラウンです。
・・・すいません、また二日あきました・・・
今度こそ、今度こそ毎日更新してやるからなーーー
では本題いきましょう!
今日は終わりのセラフの最新15巻について感想など書いていきます。
本当はもう少し早く書く気だったんだけど、さぼりが続いた関係で遅くなってしまいました、すんまそん!
ではいつも通りネタバレなど気にせずいくので、未読の方はご注意下さい!
15巻の最大の注目ポイントはやはり天利にとりついていたのが四鎌童子だったということでしょう。
まさか始祖がしーちゃんだったなんて・・・予想外!
いわゆる「童子」シリーズだと名前的に思っていたので、予想外でした。(童子とは鬼呪装備のシリーズ名の1つで等級が高い順に「黒鬼」・「菩薩」→「羅刹」・「荼枳尼 」→「童子」→「明王」→「夜叉」→「餓鬼」となっています。ファンブック8.5に書いてあった気がします)
改めて調べてみると四鎌童子はシリーズ不明ってことに一応なってたんですね。
知らんかったw
しかし一度そう言われると納得いく部分などもありますね。
「16歳の破滅」の方の内容では最初の鬼呪は真昼とシノアに植えられたものであり、それぞれ阿修羅丸・四鎌童子なんですよね。そして、もう1つの事実として始祖は阿修羅丸を鬼にするために他の吸血鬼を捨て2人で日本に向かったとされています。
これの事実をよく考えると、始祖は四鎌童子ってのはけっこう明らかですね・・・
気づけなかったことが悔しい!
さてここからは疑問を連発していきます。
まず1つ目、シノアの鬼が目覚めてないとはどういうことなのか?
まず予想されるのが、四鎌童子が全力を使えておらず眠ってるような状態をとっているという可能性ですね。
鬼呪装備の強さと元の吸血鬼の強さに関係があるかどうかは分かりませんが、四鎌童子の鬼呪装備が弱いということはどう考えてもあり得なさそうですよね。
また、シノアはこれまであまり強い欲などを抱いたことがなさそうという印象があります。他のキャラの鬼呪装備も欲をうけることで強くなったりはしていますが、シノアの四鎌童子に関しては強くなるどころか欲を与えられなさ過ぎてまだ仮の姿みたいな状態であり、欲を与えられることで真の力を発揮できるみたいな感じなのかなと思います。
ただ、これではあまりに普通過ぎる気がします。そこで、もう一つの見方をすると、これはシノア自身が鬼になっていないということを指しているのではないかという気がします。
この根拠として真昼のまだ私がみえていないのねという部分が挙げられます。
たとえ鬼呪装備が強くなっても他人の鬼が見えるとは思えません。しかし、鬼になれば見えると思われます。真昼は実験により呪いを仕込まれていて、それによってノ夜と合体して鬼になりました。同様な形で、シノアも何らかの呪いなどにより鬼になるように作られているのではないかと思われます。
疑問2、神とは一体?
15巻で天利が旧い神の存在にふれました。これが一体どんな存在なのか考えたいと思います。
まず天利の神がお前の前に現れるというような意味の台詞からその直後に現れた四鎌童子が天利の指していた神である可能性があります。
これに関しては四鎌童子自身が神でないと否定していますが、それについては旧い神と新しい神がいるという考えでいいのかなという気がします。
つまり四鎌童子の神でないというのは現在は神でないという意味であり、神の性格が悪いというのは今の神の性格が悪いというようなことを指しているという考えです。
この場合、終わりのセラフの神の罰というのは今の神の罰ということになります。そうでなく旧い神の罰だと自分の力を操る実験を自分が行わせているヘンテコな状況になるので・・・。
もう一つの考えとしては四鎌童子が旧い神の部下のような形であるという予想。これに関しては元々は吸血鬼だったものが神であるとするのは無理があるというような点から考えられます。
また、こちらの理論の場合でも終わりのセラフという神の罰を実験にしている時点で、その神と旧い神とは別と予想され、今の神がいるということが想像されます。
どちらの場合でもウルド・ギールスら吸血鬼は今の神側と考えられるのですが、四鎌童子が旧い神の部下だった場合、どちらも新旧神の部下のような位置取りになり、神の代理で吸血鬼が戦っているというような形で構成としては分かりやすいように思います。
他にもいくらでも説はありそうですが、この疑問に関してはここらへんが一番回答っぽいかなというような気がします。
さて感想は主にこれぐらいかなというような感じ。
自分の疑問などに対し、「こうじゃないの?」という意見ありましたらコメントなど歓迎します。
あ、そういえばグレンの16歳の破滅、題名変わるんですねー。
来月発売らしいので、そっちも楽しみにしながら今日も終わります。
また明日!(たぶん)